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保育園・幼稚園の「園長」の仕事内容や役割は?やりがい、求人探しのコツも紹介!

今、保育園や幼稚園で働いている先生方、園長先生になりたいと思ったことはありませんか?

園長先生は、保育園や幼稚園の方針を決める、大変責任のあるお仕事です。それと同時にやりがいに満ち溢れるお仕事でもあります。

ここでは、園長先生のお仕事についてご紹介します。

園長の仕事内容は?

園長先生のお仕事は本当に多忙なお仕事です。「園長先生、いつもいないな~」と思ったことはありませんか?

園長先生は、園長会議などで地域の他園との交流や行政機関との関わりも多いため、外出も多いです。このように外部とコミュニケーションをとるのも、園長先生の大切なお仕事なのです。

園長先生っていったいどんなお仕事をしているのか、それは一言でいえば『園の経営』です。例えば、

  • 給与額や経費などの管理
  • 園内の設備の安全確認
  • 毎日の給食の検食
  • 保護者からのクレーム対応や相談
  • 保育士の面接

など、あげたらここには書ききれないほどです。園が安全に、かつ、過ごしやすくするために、運営をしていくことがお仕事なのです。

園長職のやりがい・魅力は?

やりがい・魅力というのは日々子どもの成長とともに変わっていくものとも言え、完成形のないものです。そう思うと非常に大変そうに聞こえますが、自分一人ではなく、共に働く保育士さんたちとともに理想の園を創りあげていく事ができます。

子供たちが毎日笑顔で過ごせるような保育園を、自らの手で作り上げていくということはとても大きなやりがいに満ち溢れています。

また、一般の保育士・幼稚園教諭として働くより、仕事量は多いとはいえやはり給料が高めになることも魅力といえるでしょう。私立保育園の園長先生の年収は500万前後といわれています。

 

保育園・幼稚園の園長はこんな人に向いている!

では、園長先生になる人は、どんな性格や考え方の人が向いているのでしょうか。

まず大切なことは、どんな園を創り上げていきたいのか、《熱い気持ちとビジョン》があること。これが明確でないと、一緒に働く保育士たちがついてこられません。

そして、子どもたちのために、保護者のために、保育士のために、より良い環境を創り上げていけること。そのためには、《きめ細やかな心配り、気配り》が大切です。

また、保育園にはたくさんの子どもたちがいますから、時にはトラブルもあります。そんなときも、《冷静な対応》ができる人は園長先生に向いています。

一緒に働く保育士たちが安心してついてこられるような園長先生は、誰が見ても輝いて素敵ですよね。

園長になるための準備・経験は?

園長になるために必要なことは、認可保育園での経験があることです。

求人を見ていると、5~10年ほど経験を積んだ人の募集が多いようです。保育業界は、経験があればあるほど有利です。子育て経験があれば、一緒の働く保育士や保護者の方も安心ですので、一度退職した人でも園長先生になれます。

知っておきたい!効率よく園長職の求人を探すには

では、園長職の求人は、どこで探すのがいいのでしょうか?

まずは、手軽に、求人サイトなどを探してみてください。無認可保育園などは、よく目にします。

・転職エージェント活用のススメ

ハローワークで探すのも悪くはありませんが、ハローワークに求人を出すことは無料です。ということは、なるべく費用を削っているような、財政的に厳しい園である可能性があります。

そんなときには、保育士・幼稚園教諭専門の転職サイトや転職エージェントに登録することをお勧めします。無料ですし、厚待遇な非公開の求人を見つけることができるかもしれません。

転職エージェントを活用すれば、年収や福利厚生などについてプロのエージェントやアドバイザーが調べてくれますし、心強いことは間違いなしです。

まとめ

いかがでしたか?

今回は園長先生のお仕事についてご紹介しました。

園長先生は、とても大変な立場ですが、その分やりがいも十分です。自分の信じる保育のやり方を追求して自分の園が持てたときから、また第二の人生が始まります。

将来を担う子どもたちが、安心して過ごせ身も心も成長できるように保育園がどんどん増えていってほしいものです。

それは1人ですべてできるのではありません。みんなの力があるからこそ、園はすばらしくなります。

もし、少しでも興味のある人は、求人を覗いてみてください。知っている保育園の園長先生を募集しているかもしれません。

次の園長になるのは、あなたかも?